序章 ~魂と人~

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序章 ~魂と人~

「お前の命を、私にくれ!!」 そう言われた時、何も思い浮かばなかった。 頭が重い。 体が冷える。 腕が上がらないし、足が立たない。 出血はヒドイし、身体中が痛む。 満身創痍だ。 ………もうダメかもしれない。 目の前には得体の知れない何か……。 でも、その彼女(ひと)に出す答えは決まっていた……。 ―――――………………。
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