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ジリリリリ………
目覚まし時計の音が鳴り響く
「…うにゅ………」
まだボーッとしている頭を必死に覚醒させながら目覚まし時計を止めた私は軽く欠伸をしたあとモゾモゾと布団から抜け出す。
洗面所で顔を洗ってサッパリした所で朝食の準備に取りかかる。
今日の献立を考えながら食材を取り出していき、調理開始
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「御馳走様でしたー…」
うん、今日もとても美味でした。
って…自分の料理を褒めてもあまり嬉しくはないよね…
鏡を見ながら髪を整えてお気に入りの巫女装束に着替えた私はある部屋に向かう。
「母様、おはようございます」
部屋にあるのは私の母親である神風恋歌(れんか)の遺影。
母は私が10歳の時に流行った流行病によって亡くなりました。
最初は辛かったけれど何とか立ち直って巫女の修行をしてからもう7年、時が過ぎるのは早いもので私ももう17歳。
まだまだ未熟だけれどこの神風神社の巫女としてしっかりしていきたいと思います。
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