其はもう生きる術の様に

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其はもう生きる術の様に

ひとつ、物事を見る眼はこの目ふたつだけなのだけど、感受は多数で休まらない。 優しさ 狡さ 評価 建前 頭に何人も混在する様に私は言動ひとつをそんなグラフにかける。 そして導き出す本音はだいたいが私を想った言葉ではない。 皆自分が大好き。 私も自分が大好き。 だから一人を好む。
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