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寝心地の悪さに目を開ける
すると一面に広がるのは透き通るような青、それとゆらゆらと揺れる太陽の光
それらを前にした第一声は
八敷「・・・磯臭い、あと体が痛い」
体を起こして見ると俺は石畳の上でよこになっていたようだ
立ち上がって周りを見る
建物は石造り、きちんと整理されてるところからここは町の中らしい
しかし人の気配は一切感じることはなく、代わりに目についたのは
八敷「これはロボットか?」
壁に寄りかかるようにして放置されている手足が長い人の形をしたロボットだった
八敷「なんか道具無いか?」
ロボットに近寄ろうとして一歩踏み出すと足元にあったらしい何かを蹴ってしまった
それは袋で、中を見ると俺の使っていた工具一式、3㎝ほどの黒い立方体、手袋と手紙が一通入っていた
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