387人が本棚に入れています
本棚に追加
人形「おはようございます、マスター」
寝かせていた台から上半身を起こしてこちらを向きそう言った
人形の外見は黒髪が腰まで届くほど長く、少し鋭い目付きが特徴的なクールビューティーな美人さん
ちなみに胸はデカイ、しかも人形だから堅いと考えていたが人と同じくらいに柔らかかった
触って確めたから間違いない
八敷「おはよう
ところでマスターって何だ?」
人形「言葉通りの意味でございます
前マスターより、再起動の際に目の前に居た人物を次のマスターとして認識するようにと言われておりましたので」
・・・まぁ、居て困る訳でもないしいいか
八敷「そうか、ならよろしく頼む
俺は鹿島八敷だ」
人形「鹿島八敷様、ですね、認識しました
私はマルチサポートタイプの自動人形(オート・ドール)No.107590です
皮膚には世界樹の樹液を人肌のような肌触りに再現したものを使用、骨子には錬金術によって加工された神金属たるオリハルコンを、さらに心臓部に賢者の石を使用しているため半永久的に活動することが可能であるため炊事掃除洗濯、そして性処理までも」
八敷「深夜の通販番組みたいな口上はいい
それに服を着ろ、いくら人形と分かっているとは言えそんな体を見せつけられては目に毒だ」
上着を人形に渡して部屋から出る
人形とはいってもあんな美人さんの裸を見せられたら・・・・・・正直ムラッときました
いかんいかん、平常心平常心
・
最初のコメントを投稿しよう!