◯今日から miracolo!?◯

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「ここからは…おまえは口がカタイと信じて話す」 そうだ、現段階でこの件に関し信用おけるのは天道くらいだ。 天道に少しは話したいと言う気持ちと、誰かに吐き出したい、吐露したい気持ち…… 「は…はい」 おれの様子から緊張の面持ちで座り直し、改めて俺をじっと見てくる。 「誰かに話したら…」 「話したら?」  『ごくり』と息を飲み込む音が聞こえてきそうなほど、俺を真剣に見ている。 「毎朝陽向くんのモーニング・キスでお目覚めだって…バラす」 「なあぁぁぁぁぁ!!」 天道は髪を逆立てたような真っ赤な顔で驚き、テーブルに大きな音でおもいっきり膝をぶつけながら立ち上がった。 知らない人達が一斉に音がした方を見るわけで、天道はこの日一番のこの店の注目株に。
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