絶望

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10歳の時、僕はここに来た。 何故ここに来たとか、どうやってここに来たとかは分からない。 学校から家に帰り、ドアを開けたところからの記憶が全くなく、気付いた時には、鉄格子の嵌められた小さな窓と、鼻が曲がりそうな程の異臭を放つトイレしかない部屋に寝かされていた。 この日から僕の人生は地獄となった
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