3人が本棚に入れています
本棚に追加
一直線に10手先といいましたが10手先にも考えられる手順は膨大にあり
そうそう思った通りの手順にはなりません
ですので一直線に10手先を考える次は、10手先を幅広く考える訓練をしましょう
先にも説明しましたが、10手先くらいは頭の良い悪いは関係ありません
誰でも出来るはずです
幅広くとは最初に考えた10手先の手順をリセットして新たに違う手順の10手先を考える技術のことです
これを繰り返すことによって幅がどんどん広がっていくのです
これは考えかたを少し変えると
10手先で負けてると判断した方は何か良くなる手順はないかとアイデアを絞りだしてくるものです
もし良いアイデアが出なかったとしても、少しでもマギレを求めて優勢なほうの指し手を難しくさせる手順を考えてきます
あたり前のことです
誰だって勝ちたいのですから
ここで言いたいのは10手先に優勢になるとわかっていても、負けてる側の身になってマギレを求めてくる手順を見つけ出すということです
ようするに将棋というゲームは2人でするものですが、頭のなかは1人です
頭の中では敵味方などなく常に自分1人なのです
優勢なほうは負けてる側の気持ちになることも出来るし、負けてるほうも優勢なほうの気持ちになることが出来るのです
相手側の気持ちも考えることが出来るようになれば更に強くなるので訓練しましょう
その手始めが10手先を読むということなのです
最初のコメントを投稿しよう!