第1章

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「き、聞いたらいけなかったかな。その……ごめん」 水上さんはすぐに首を振った。 「ご、ごめんなさい。まさか、覚えていたなんて思ってなくて。覚えていてくれたんだ」 「うん」 気まずい沈黙が僕達の間に流れた。 「手術は成功したよ……悪かったのは……心臓だったの」 「心……臓?」 水上さんは頷く。僕はとりあえず安心する事が出来た。
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