第1章

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……が。 「何で覚えていたの?」 「!?」 桜さんのその一言で敗色濃厚になった。 今僕に3つの選択肢がある。 1.――それは勿論君が好きでずっと気になっていたからさ。と、さりげなく好意をアピールする。 2.――は?ただ記憶にあっただけだし。勘違いしてんな。と、唾を吐きながら呟き答えたく無いことをアピールする。 3.――何も言わず抱きつき、一時の幸せを噛み締めその後の人生を牢獄で過ごす。 駄目じゃねーか!もっとましな答えは無いのか!?
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