自己紹介、自己紹介、自己紹介

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「……あのっ」 岡田さんのおかげで、俺は王道君に何とか下駄箱で追いつくことが出来た。 さっきの会話で名前は聞こえていたが、何て呼んでいいのか解らなくてとりあえず声をかけるだけにする。すると、振り向いた王道君がボサボサ頭を不思議そうに傾げた。 「あ、俺、お前と同じ、転校生」 「へぇ、お前が! オレ、北見真白。お前は?」 「谷出灰」
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