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一方グラサンと乱丸は・・・
リムジンの中でしばらく沈黙が続いた・・
なんだよ~グラサンさっきまでうるさかったのに
何でだまってんだよ~
しゃべれよ~・・・なんかしゃべれ~~
グラサン「おい乱丸!」
乱丸「は、はい」
グラサン「俺は昔お金がなく、その日の食べ物にすらありつけない状態だった、屋敷のまわりを当てもなくさまよっていた俺はお嬢様に見つかって助けてんもらったんだ・・・」
乱丸「は、はぁ」
グラサン「つまり・・・俺にとってお嬢様は命の恩人なんだ。だからもしお前がお嬢様を怪我させたり、悲しませるようなことをしたら俺はお前を殺しかねん。」
それで可憐さんが足を捻ったときグラサンが取り乱していたのか・・
乱丸「だ、大丈夫です」
グラサン「お嬢様の男の友達はめったにいない。
高校生になられてからできた男友達はたぶんお前が初めてだ
だから、これからも仲良くしてやってほしい。
お嬢様のあんな楽しそうにしている姿は久しぶりにみた!
お嬢様を助けてくれたことに感謝する!」
乱丸「はい」
・・・・・・それから15分くらいまた沈黙が続いた
グラサン「そろそろお前の家だ、
ここらへんでいいだろ。
気をつけてかえれよな!
あ、あと、お嬢様が可愛いからって手出すんじゃねーぞ!
そんなことした瞬間にお前に地獄をみせてやるからな!
じゃあ、さっさと降りろ。」
乱丸「送っていただいてありがとうございました!」
ドアがあき、乱丸は車から降りた
グラサン「あばよー!」
リムジンは走り去って行った
グラサンってもしかしていい人なのかも・・・
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