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なんか高そうな制服きてるなぁ~なんて思ってると
いきなり男の人の声がきこえた・・・
男「あぶなあああああああい!!!!!!! にげてろおおおお!!!!!!
車のハンドルとブレーキが取れて操縦がきかないんだぁ!!!!」
車は勢いよくこちら向かってきた
工事現場の人達はすぐに声に反応して避難していた
乱丸「これはやばい・・・ 僕も逃げなきゃ!
そうださっき見た女の子もちゃんと避難してるかな・・・・!?」
彼女はその場で座り込んでいた・・・
どうやら逃げようとした際に足をくじいてしまったらしい
可憐「いたっ・・足くじいたっ・・・
あ、車がきちゃう!!逃げなきゃっ!!」
もう女子高生の目の前まで車がせまってきていた
可憐「やだっ、まだこんなところで、死にたくないよ・・・」
だれか・・・助けて・・・
その時!!、風のように速く走ってきた青年が
私を抱きかかえ、間一髪くるまをよけたのであった。
抱きかかえられた可憐の目から見ると、それは赤い光る棒を持った白馬の王子様に見えた。
乱丸「大丈夫だった?怪我とかしてない?」
彼女は少し涙目だった・・・
可憐「あ、うん・・・おかげで助かったわ・・・ありがとう」
乱丸「いえいえ、男として当然のことをしたまでです」ニコッ
これがお嬢様と僕のはじめて出会いだった
ドキッ・・・・
乱丸「ちょっと車の方が心配なのでみてきますね」
可憐「あ・・うん」
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