カエンご帰還。

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「うん!僕でよければ頑張るよ!今のダンジョンは運営しながら、彼女のサポートをすればいいんだよね?」 「ああ、もちろん俺やアラインもどういう施設から造っていくかの会議には入るから、ゼロも一緒に考えてくれ。」 ゼロの快諾に、カエンは少しホッとしたように笑った。 今日レジェンド達にこのダンジョンを無闇に強化するなって言われたばっかりだし、他に考える物が出来るなら、むしろゼロにとっては良かったのかもしれない。 最初は召喚やダンジョン造りを怖がってたゼロも、このところ楽しさが分かってきて、あれこれとやってみたい事もあるみたいだもんな。 新しいダンジョンが国や街の人のためになる施設になるなら、腕のふるい甲斐があるって事なんだろう。 「ハク、頑張ろうね!!」 まだ何を作ろうとしてるんだか皆目検討もつかないが、ゼロも楽しそうだし、新しいダンジョンには興味もある。 「ああ、楽しみだな!」 そう答えて、まだ見ぬダンジョンに思いを馳せた。 明日から、新しいダンジョン造りのスタートだ! ゼロのダンジョン進化中ーーー完
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