第3話 転校生紹介と食堂イベ

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保健室へ副会長を運び、保険医に後を任せ教室に戻るとあらまぁビックリ。 「今日転校生来るらしいぜ!」 噂って広まるのはやいのねん。 悠さんびっくらこきマンジャロ。 席に着くと隣の新田が話しかけてきた。 新「よぅ悠。今日は朝の出迎え行かなかったんだってな」 悠「はよっす新田。 まぁな、てか俺が親衛隊入ったのはただ隠れ蓑にしたかったからだし…総隊長になるのは予想外だったがな」 新「結局生徒会に対する感情は?」 悠「萌えをありがとう」 新「どーゆーこったww 好きか嫌いかでいくと?」 悠「二次元に対する感情と同じでもいいなら好き。リアルでは自意識過剰乙」 康「何のために親衛隊入ったのか分かりすぎるよ悠…(汗」 前の席の康が苦笑いして振り向く。 新「じゃ康は何のため入ったんだ」 康「あー…悠が入るから?」 新「ブラコン?」 康「ちげーよ」 悠「まーまー。色々あるのさ俺等双子には」 新「へー…言いたくねぇなら別に良いけどさ」 悠「新田さまマジネ申」 ちなみに俺は親衛隊の前でのみあの猫なで声を発するのでそこんとこお間違えなく。 ガララッ 大「おらテメェ等席着けー」 「きゃぁぁぁぁ大和先生ぇぇぇ!!」「今日も素敵ぃぃぃ!」「抱いてぇええええええ!」「掘らせろぉおおおお!」 ヤマちゃんの人気ェ… 男の気持ちって理解できないわ悠さん……あんな鬼畜ホスト教師を恋愛対象として見るなんて。俺は萌えの対象としてしか見れぬわ。 大「おい平凪兄、今失礼なこと考えなかったか?」 悠「滅相もございませぬ大和様。拙者そのようなこと僅かばかりも考えておりませぬぞ」 大「何時代だテメェは……あー、まぁいい。お前等も知ってる通り転校生が来るから、まぁよろしくしてやってくれ」 康「(転校生、王道だった?)」 悠「(おう。おかげで悠さんの萌えゲージは朝から満タンでおじゃるwww)」 いったいどこの何丸だと康に頭を小突かれた。地味に痛かったぞ今。 大「おーい須東、入ってこーい」 ガララッ 転「おい大和!俺のことは名前で呼べって言っただろ!?友達なんだから!!」 大「呼び捨てすんな、俺教師だから。いいから自己紹介しろ、須東」 転「だから、名前で「わーったからさっさとしろ」…仕方ねぇなー」 いやお前何様? そう思った俺は悪くないと思う。 クラスメートのほぼ大半が「うわっ、キモオタクかよ」「大和先生に向かって何様!?」とざわめいている。 「王道転校生ktkr!!!!」 だからどこにいる同士よ!?
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