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そんなこんなで俺達の騒がしい朝食は終わり、俺は一足先に登校。
何故なら未だに生活リズムの戻りきっていない弟、平凪 康(ヒラナギコウ)を起こすためだ。
自室の603号室を出て近くの610号室のチャイムを押す。
リーンゴーン
普通のピンポンではなく鐘の音というところからして金持ち学園だな、と実感させられる。
悠「弟よー、心優しい悠さんが迎えに来たぞー」
ドタドタドタ…ガチャ
?「あ、悠君おはよう」
中から出てきたのは弟の同室者、土本 平祐(ツチモト ヘイスケ)君。絶対に右に来る可愛らしい顔をしている。別名「子鹿ちゃん」である。
悠「おはよう、土本君。康起きてる?」
土「今起きたばっかり。今朝ごはん食べてるよ。おーい、康君、お兄さん迎えに来たよー」
そう言って共有スペースへ姿を消した土本君。
しばらくしたら眠そうな目をした康がのそのそと出てきた。
康「くぁぁ……ねむ…」
悠「俺ちんだって眠いんだ我慢しろ弟よ」
康「んなこと言ってもなぁ……土本君、行ってきます」
土「うん、行ってらっしゃい。また学校でね」
ぐっほイケメン同士の挨拶萌ゆるww(^q^)
流石我が弟、良い仕事をしてくれる。
駄菓子菓子、ここで行ってらっしゃい行ってきますのチューが入ればなお良いのだが。
…………腐へへへへえへへえへ//←
おっと鼻からケチャッ腐゚が。
康「はいはい、妄想してないで行くよ悠」
鼻を押さえている俺を引きずって寮の玄関まで連れてく康。
康「ったく、いい加減俺で妄想するの止めてくんない?」
悠「ぇ無理」
康「即答かよww」
悠「そんなこと言ったって康がイケメンで土本君が子鹿で可愛いのが悪いんだ俺は何も悪くない!!」
康「いや、弟で妄想するなってwww」
悠「止めてほしいならイケメンの座から降りることだな」(キリッ
康「何ソレwww」
まぁ、諦めろってことだ
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