第2話 王道転校生キターッ!

2/6

444人が本棚に入れています
本棚に追加
/135ページ
春休みも過ぎ入学式も滞りなく終了し(会長挨拶の時の叫び声が凄かったwww)、数日。そわそわし始める時期が来た。 誰がって? 俺がだよーー!!! てなわけでやっほい皆様、平凪 悠でござんす。 俺は今猛烈にそわそわしています。何故かって? だってこの時期は王道転校生が来る時期だもの!!! 去年は来なかったからな~。 転校生来いー…!転校生来いよー…!! 机に突っ伏して唸っていると頭部に勢いよくノートの角かと思われる固いものが当たる……って、 悠「ってぇぇぇ~!」 ?「俺の授業で寝るたぁいい度胸してんじゃねぇか平凪兄」 悠「ヤマちゃん痛い!」 ?「うるせー誰がヤマちゃんだ。人の話聞けバカ」 悠「ヤマちゃん知らないの?バカって言った方がバカなんだよプププ」 ?「成績下げるぞ」 悠「ゴメンナサイ」 直ぐ様腰をきっかり90度に折り謝罪する俺。 この先生、ヤマちゃん…じゃなくて、九条 大和(クジョウ ヤマト)先生は怒ると超恐いのだ。 先生は「成績下げるぞ」の脅しに屈した俺の姿に満足したらしく授業に戻る。 ヤマちゃんめ、いつか掘られろ。 と呟きたいのだが呟いたら睨まれそうなので呟かない。だから心の中で思うことにしよう。 ヤマちゃんめ、いつか掘られろ。 大「あ"? テメェを掘ってやろうか?」 悠「ホントマジすいませんでした」 恐るべしヤマちゃん。心の声まで聞こえるとは((((;゜Д゜))) 後日康に聞いたら声に出てたらしい。アホか俺は。 ヤマちゃんに頭をがっしり捕まれ公開ディープキスの刑に処せられそうな光景を見たチワワ達が騒いだのは言うまでもないだろう。 「ホスト教師×親衛隊総隊長ktkr!!!!」 今同士いなかった!!?
/135ページ

最初のコメントを投稿しよう!

444人が本棚に入れています
本棚に追加