4人が本棚に入れています
本棚に追加
階段でも話はやむことがない
「大体さぁ…相手は教師だよ?」「そうだけどさぁ~」
「桐花は考えなさすぎ!」「そうかな…って足下!!」
「えっ…」落ちる!!あやねは目をつぶった
痛…くない…ゆっくりと目を開けた
そこには新人教師の姿、あやねの身体は浮いている
「大丈夫か?ちゃんと足下に気をつけて!」「新人教師…」
「俺にはちゃんと名前がある!」「知りませんけれど…」
「真藤誠だ」「シンドウマコト…?」予鈴が鳴り響く
「予鈴なったので、もう行きますね」「あっ、おい…」
「ねぇ…何であんな口のきき方したの?」「うるさいなぁ…」
あやねの胸は高鳴っていた(意外と柔らかかった…)
(むかしのひとはいいました、あいがあればとしのさなんて!)
「桐花、先に行って!」「え…」
最初のコメントを投稿しよう!