愛があれば…

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 階段でも話はやむことがない 「大体さぁ…相手は教師だよ?」「そうだけどさぁ~」 「桐花は考えなさすぎ!」「そうかな…って足下!!」 「えっ…」落ちる!!あやねは目をつぶった 痛…くない…ゆっくりと目を開けた そこには新人教師の姿、あやねの身体は浮いている 「大丈夫か?ちゃんと足下に気をつけて!」「新人教師…」 「俺にはちゃんと名前がある!」「知りませんけれど…」 「真藤誠だ」「シンドウマコト…?」予鈴が鳴り響く 「予鈴なったので、もう行きますね」「あっ、おい…」 「ねぇ…何であんな口のきき方したの?」「うるさいなぁ…」 あやねの胸は高鳴っていた(意外と柔らかかった…) (むかしのひとはいいました、あいがあればとしのさなんて!) 「桐花、先に行って!」「え…」
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