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「暴走…という事は、こちらの命令を全然受け付けないのですか?原因は?」
「ちょい待ち!今確認するか…」
ビュンッ
「キャッ!」スッ ビチャッ
「私まで攻撃してきましたわよ!?」
会話中に泥弾が飛んで来た!サンティが何とか回避する!
どうやらサンティも敵として認識されたらしい。
ダンジョン勢は対象外らしいが、それもいつ変動するか分かったものではない。
「悪い!ソロで対応しててくれ!
分身体は強さが全て半減するから何とかなるハズだ!」
分身体の弱点は、数値やスキルレベル等が本体の半分の強さになる事と、動きがやや単調になってしまう事だ。
多数に集中攻撃されなければ、サンティのみでも十分に戦えると判断した。
「それは!
…いいえ。そうですわね。
私も騎士ですから、この程度の驚異は排除してみせますわ!」
一瞬不満そうな表情を浮かべるも、すぐに戦士の顔付きになり抜刀した。
サンティの実力が分からず少し不安なので、その戦いを見守る事にする。
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