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【ダンジョン名】 《なし》
【ダンジョンタイプ】 《なし》
【ダンジョンLV】 《LV1》
【知名度】 《なし》
【難易度】 《なし》
【階層数】 《なし》
【フロア数】 《1》
【残ポイント】 《999》
「………えぇまぁ…そうですよね。
…分かってましたよ、どうせ…」
ステータスはほぼ予想通りの内容だった。
そもそも何もしていないに等しいのだから、確認する意味も無い。
それが分かっていながらダンジョンを選択したのは、アレなアレが書いてあるであろう『ステータス』の表示を回避したいだけの逃避だ。
「…イヤイヤ!逃げたんじゃない!
ちょっと操作を確認しただけだ!
ホントに逃げたんじゃないんだぞ!!」
…オレにとって大事な事なので、2回繰り返し叫びながら『ウィンドウ』を操作する。
表示された『ステータス・ダンジョンマスター』のタグを見つめて、思わずゴクリと息を飲み込んでしまった。
―べ、別に怖くないぞ!
単にメッセージの声がアレだっただけで、内容までアレとは限らないワケだし!
きっと取り越し苦労とか杞憂とかって感じだろ!
そうだ!そのハズだ!うん!―
…自らに言い聞かせて自身を鼓舞しながらも、恐る恐るモニターにタッチした。
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