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今日も僕は竜也がカウンターに行って買いに行っている間適当にテーブル席を探して竜也が戻ってくるのを待つのが定番になっている。
ここの食堂の料理はなんでもどこかの三ツ星レストランのコックだった人をわざわざ社長が引き抜いてきたそうでどれも絶品とか。
そのせいかみんな毎日食いにくるそうで一苦労とか。
僕はいつも秋姉の手作り弁当を持参してるから一度も社員食堂の品を口にしたことはないから分からないけど。
今度買ってみようかな。
最初は食堂で食いにくることはないと思ってたけど、
僕の部は部長がなんでも潔癖症で室内での飲食を禁止してるから食事は外食か食堂で食べるようになってて入社して初日にそれを知らされて、お弁当を持ったまんまどこで食べようか悩んでいたときに声をかけてくれたのが竜也だった。
それから趣味とかテレビとかマンガとか色々と馬が合って今では凄い仲が良い同僚。
「待たせて悪いな。今日はいつにも増して混んでてさ」
「もう夏至の季節で暑くなってきたし、クーラーの効いた会社から出たくないのはみんな一緒だから仕方ないよ。」
「よし食おうぜ」
うん。食べよう。
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