0人が本棚に入れています
本棚に追加
「そう?結構気持ちいいじゃん」
私にはそう感じることができない。
「結構薄暗いね」
「まぁね。ここ木とかに囲まれててあんまり日差し入ってこないし」
それにしてもこんなところに何の用があるんだろ…?もしかして私を殺してここに一生閉じ込めておくとか?…そんなこと…ないよね?
「死んでもらおう」
「ヒィィィィィィ!!!!」
私は花梨から急いで逃げる。
ガシッ!
「こら逃げるな」
「ワタシヲコロサナイデワタシヲコロサナイデ」
「楓…なんか怖いよあんた。っていっても楓の反応は面白いな」
花梨は私が落ち着くと私の手を放した。
「やっぱからかいがいあるわ」
「…そういう冗談やめて。ほんとに」
「わぁぉ…半泣き…」
流石に悪いと思ったのか、花梨は苦笑いをうかべた。
「で…もうそろそろ教えてよ]
「う~ん。とりあえずついてきて。説明とかするのめんどくさいし」
最初のコメントを投稿しよう!