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あれ…夢…
私はゆっくりと瞼をもちあげた。目の前に移る景色は、さっきの和風の家とは一変していた。自分が寝ている場所はまず草の上だ。後ろにはごつごつとした大木がある。そして目の前に流れている川。
あぁ…本読んでてそのまま寝ちゃったんだ…
私はゆっくりと立ち上がると家に帰ろうとした。その時だった。
私の目の前から歩いてくる女の子がいた。
…うわぁ。きれい
目の前から歩いてくる女の子はものすごくきれいな女の子だった。しかも私と違って胸が大きい。
…あの制服。私とおんなじ高校の人だ。あのスカーフの色。私と同じ一年生!?
何この敗北感。私は自然と自分の胸に手をあてた。同じ一年生なのに…なんで私の胸はこんなに小さいのよ…しかもあんなにきれいだし…
私はしばらくその向かってくる女の子を眺めていた。
しばらく見ていると、私の視線に気が付いた女の子が私のほうをみた。
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