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…やばっ。目があっちゃった。
私はすぐに視線を外すと、近くにあった木の後ろに隠れた。
…(チラっ)
相手も私を見ていた。あぅ…変な子だと思われてるよね…?きっと。
スタスタ
そのまま女の子は立ち止まることなく私の横を通っていった。
ふぅ…なんで私隠れたんだろ…?
これは条件反射ってやつだよね?いったい何に反応したんだか…自分でもどうして隠れたのか理解できない。まぁ…過ぎてしまったことなのできっぱりと忘れよう!
…それにしてもきれいだったなぁ…あの子
女の子の私でも思わず見とれてしまったのだ。男の子にモテるに違いない。私は遠くに見える女の子の背中を見ながらそんなことを考えていた。
…っ!こんなところでボーっっとしてる場合じゃないよ!もう日が沈みそうじゃん!早く帰らないと!
私は早足で帰宅した。
―――――――
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