記憶の旅立ち。

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「でも、ありがとね、りゅうりゅう」 「あ?なんのことだ」 俺がお礼をいうと、プイッと顔を背けていい放ったりゅうりゅう。 でも、耳が赤いから表情がすぐに想像できるよww 俺がお礼言ったのは、俺が煌のことで考えすぎて落ち込んでいたのを察して、わざと俺様なこといって気分を和ませようとしたのがわかったから。 なんでわかったかって? んー、やっぱ二年間も一緒にいるとわかるのかなww そんで、俺は、 「りゅうりゅうのそんなとこ、好きだよ」 なんだかんだ仲間思いなとこがね …………ふはっ!でも、つい、言っちゃったけど、照れるもんですねwww へへへっと照れ隠しで笑ってりゅうりゅうをみると、顔は真っ赤に染まっていて、俺をビックリした顔でみていた。 うはwww可愛いwww なんて、和んでいると、 「「うえー?!陸、会長が好きなのー!?!?」」 なんて、今まで静かにしていた双子が騒ぎだした。 だがしかし、双子よ。 「俺は、りゅうりゅうの気遣いできるとこが好きなだけであって、恋愛的な意味で好きっていったんじゃありませんww」 そこを勘違いしてもらっちゃあ、困りますwww 「ああ、そうですか。それならよかったです」 俺が言った後すぐに、ホッとした感じで呟いたしずやん。 え、しずやんも勘違いしてたの!? …………ってことは、 「…………」 や、やっぱり!! りゅうりゅうも勘違いしてたんだ…… なんで勘違いしてたのか分かるのかは、りゅうりゅうがほんっとに、ズーンって効果音がつきそうなくらい落ち込んでいるからですww 隅っこで体操座りして、いじけてるwww 「なんか、ごめんね、りゅうりゅう」 あんだけ落ち込んでいたら、謝らないといけない感満載だし、実際落ち込ましたのは俺だから謝る。 すると、双子としずやんが 「謝られたらー」 「なおさらー」 「「可哀想だよねーww」」 「空と翼の言う通りですね」 なんて、言うし。 双子としずやんがそういって笑ってるのをきいて、さらにりゅうりゅうが落ち込むしで、状況は悪化。 ちょ、双子としずやん。 いったん、しゃーらっぷ、ぷりーずw りゅうりゅうがさらに落ち込むから! ちょいと黙ってくれやーーーいっ!
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