記憶の旅立ち。

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「まあ、龍牙のことはどーでもいいとして。陸。」 「うえ!?あ、はいww」 いきなり振られてビックリしたわww って、りゅうりゅうどうでもいいとか言われてるwww乙www どうでもいいとはなんだ!とか言ってるけど、それ、無視されてるっていうねwwwww だから、またまた一人で隅っこでキノコ栽培してるwwwwwまあ、今回はりゅうりゅうが近付いたからか、つっきーが凄い音たててはいってきたからか、起きているみつるんが、りゅうりゅうのこと撫で撫でしてあげてるから、りゅうりゅうもさほどいじけないでしょうwwwww ………でも、みつるんに撫で撫でされるとか、羨ましすぎる、りゅうりゅう恨む、うらめしや~。← 「陸?聞いてる?」 は!またまた脳内で話してたわ、俺、イタイですねwww乙 「聞いてるよー!って、つっきー、真面目な顔してるの珍しいね」 「そりゃするよ~……ほんっっとに心配したんだからね!」 真面目な顔を珍しいと指摘すると、すぐにその顔は崩れました。 ふにゃあっと泣きそうな顔になり、陸ー!と抱きついてきたつっきー 「ごめんね?心配かけて。もう大丈夫だよ」 そんなつっきーに、よしよし。と頭を撫でながらゆっくりと話す。 「陸が入院して、記憶失って、目覚まさなくなって、俺、その間、生きた心地しなくて。誰ともえっちしたいとか思わなかったし、誘われても断ってたんだよ。ぴーちゃんに心配されるくらいで、ご飯も食べれなくて。もう、ほんとによかったよ~……」 ゆっくりと話すと、涙声でぎゅっとだきしめながら、そういうつっきー。 つっきーは、喜怒哀楽のホントの哀だけはみたことなかったから、つっきーの涙声とか初めて聞いてびっくりだし、なによりも、誘われても断ってたっていうのにビックリ。 とんだ異常事態ですよええ。 しかも、ご飯も食べれなくなるくらい心配してくれてたんだ………… ほんと、今回はみんなに悪いことしたな………… 「ごめんね?つっきー。なんも手につかなくなるくらい心配してくれて、ありがとう。俺はホントにいい友達をたくさんもったよ。ホントにみんな大好き」 でも、悪いことしたけど、色んな人にこんなに"友好って意味で"愛されてるって知れて、嬉しかったな。それに、こんなイイ人たちと知り合えて、友達になれて、ほんとによかった ほんとに、みんな大好き。
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