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真二
「デステ・エンドレス・・・
何で今、
弘也に何を言っても無駄なん??」
デステ
「そいつは操られているからだ。」
真二
「誰に??」
デステ
「ジャングルジムを見てみろ。」
真二はジャングルジムの方を見たが、何も見えない。
真二
「何も見えへんけど。」
デステ
「お前がさっき拾った指輪を、
指にはめてみろ。」
真二はさっき拾った指輪をポケットから出して、指にはめてみた。
すると、さっきまで何もなかったジャングルジムに狐のような姿が見えた。
真二
「何やあれ!?」
デステ
「白山坊という魔物だ。」
真二
「白山坊??」
デステ
「人の心を操る魔物だ。」
真二
「てか、
なんで指輪拾ったこと知ってん
の??」
デステ
「俺が、
わざとあの道に置いたからだ。」
真二
「なんで・・・??」
デステ
「お前は、
選ばれたんだ。
風の神にな。」
すると、真二の周りを白い風が覆った。
真二
「うわぁ!!」
デステ
「すべては、運命のままに。」
白い風は束のように集まり、何かを形作っていく。
次の瞬間、風は人のような形になった。
風の
「俺は、
風の神・ボレアス。
お前を風の侍と認めた。」
真二
「俺がさむらい??
しかも風の侍・・・。
なんで俺が??」
デステ
「とにかく、
話はあとだ。
今はあいつをぶっ倒せ!!」
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