魔法の扉

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作者より さて、この小説を書くにあたって私は一つ話の種を植えました。 それはこの章のタイトルでもある扉の製作です。 この扉は冒頭で説明があったように利用者様の妄想の世界や好きな物語の世界など望んだ世界に行ける『魔法の扉』です。 そのまんまの名前ですね。皆様のお好きなように呼んでいただいて結構です。『どこでもドア』なんて名前でもいいですね。 あぁこの名前は商標登録してあるかもしれませんね。 ただただ甘くユルく、妄想に浸る堕落したやさしい世界 そんな世界、皆様お好きですよね? 現世の辛く厳しいことなど忘れてそんな世界 行ってみたいですよね? ある方は剣と魔法の妄想の世界に。 ある方は欲望のまま犯罪が許される世界に。 ある方は過去の幸せだった日々の世界に。 ほら、行ってみたくなりましたよね? 今なら初回は1年ほど利用料がサービスになります。 1年とは向こうの世界での1年です。 えっ?なぜ利用料を取るのかって? たしかに利用者様の世界を書かせていただいておいて利用料を取るのはおかしいかもしれません。 でも、私これでも忙しいんですよ。ただ慈善事業しているわけではないんですよ。 それに・・・その方が面白いではないですか・・・ 忘れないでいただきたい。 これは私の創作物語です。
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