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嶺「刹也の馬鹿っ///」
『悪かったって』
すっかりのぼせた嶺司は布団に入り横になりながら刹也を睨む(刹也からしてみれば誘っているようにしか見えないのだが)
『早いけどもう寝ようか疲れているだろ?』
嶺「ん…」
刹也は電気を消し嶺司の寝ている布団へ入ると嶺司に腕まくらをする
嶺「んー
せつ…や」
『おやすみ、嶺司』
くいっと刹也の服を掴む嶺司を抱きしめ額にキスをする
嶺「おや、すみ…」
相当眠かったのかすぐ寝た嶺司の顔を撫でながら刹也も割と早く寝付く
『ぐっあ゛
っ…あ!!』
嶺「っせつ、や!?
どうしたの!?」
胸辺りをきつく握りしめる刹也
『痛っ…』
嶺「アノ人の…力!!」
『…れい、じ
行く、ぞ』
刹也は痛みが和らいだのか息を整え立ち上がる
嶺「でもっ!!」
『きっと相手は相当な手練れだ
うかうかしてたら誰かが殺されるだけだ!
分かってくれる、か?』
嶺「…うん」
渋々だが了承する嶺司を撫でる
そして太陽が登り始めたばかりの外へと駆け出す
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