story3

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ゼ「この人間か おまえがインフェルヌスを裏切った原因というのは…! おまえには失望したぞ "罪深き一族"としては異例の地位を捨てインフェルヌスを敵にまわし 人間側<アース>についてなんの得がある? おかげでゼス<オレタチ>一族はますます逆賊扱いだ… 俺の片割れがこんな愚行に走るとは思いもしなかった…!」 ル「…おまえの怒りは受け入れる ――だが俺は 自分の選んだ道を後悔することは絶対にない」 夕(この世に生まれて初めて 生きる甲斐と 意味を手にできた) ル「――ルゼ たとえおまえでも ユキに手を出す者は容赦しない」 ゼ「…望むところだ 俺も本気でいく」 カ「そうだ ゴチャゴチャいってないで殺し合え どこまでいっても平行線だ ならば闘り合うしかあるまい」 冷「…いずれはな だが今は時期じゃない …引き上げる」 カ「何? これだけの手勢がそろっていて祗王<ヤツラ>を捨ておくのか」 ゼ「将軍<ジェネラル> 召喚主<ファオラー>の意に従うのがよろしいかと 見れば貴殿も手負いの様子―― それでも どうしても戦うというのならば この俺が相手になるがいかがする」 カ「…やめだ いくら俺でも "魔王の血の十字架"と"剣王ルゼ"を二人相手にするなど割に合わん」 すると宙に門が現れる 夕「…ま、待って 奏多さん!!」 すると夕月が冷牙を呼び止める
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