story3

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「夕月!!」 黒「椿姫…っ 橘!」 正「行けッ "ジャルグ・ホー"」 冷牙に正宗に召喚されたジャルグ・ホーが向かっていくがルゼが切り捨て突風が吹き荒れる 正「わっ…」 夕「奏多さ……」 夕月がこける ル「ユキ!」 突風が消えた頃には冷牙もカデンツァもルゼもいなくなっていた 夕月は泣き崩れる 『…黒刀、千紫郎さん 傷手当てします』 千「え!?」 嶺「っ…」 刹也は黒刀と千紫郎に力を使う 『っ…は、ぁ』 黒「俺より夕月に…」 『心配しなくても、夕月の分の力は、残ってる』 ガクッと刹也の身体の力が抜け膝をつく 「「刹也(くん)!」」 嶺「刹也っ」 嶺司が刹也を支える 『…悪いな 夕月も気を失ったみたいだな… …早く戻ろう』 嶺「…ん」 ルカが気を失った夕月を抱き上げ皆本邸へ戻って行く 刹也は嶺司に支えられながら本家へと歩く… きつく手のひらを握り締めながら…
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