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『夕月、起きた…か』
ガラリ、と夕月の部屋に入る
『ってなんで土下座?
ほら夕月もう少し治療するから』
刹也は黒刀と千紫郎に土下座している夕月に疑問を持ちつつ座らせる
夕「え、そ、そんな」
『ほら、夕月が怪我してたら皆心配するよ』
夕「で、でも」
『夕月…』
優しく名前を呼ぶ
夕「…はい」
『いい子だね』
夕月の頭を撫でてから夕月の"怪我を奪う"
『…よし、もういいよ』
刹也は終わるとまた夕月の頭を撫でてニコッと笑う
夕「ありがとう、ごさいます//」
『ん
あぁ、出る準備は早くした方がいいかもね』
「「?」」
『じゃあ、夕月
また後でね』
夕「あ、はい」
刹也は夕月の部屋から出て嶺司の元へ向かう
―嶺司の部屋
『嶺司、荷物は纏まった?』
嶺「うん」
『…俺はバイクで来たけど
後ろ乗るか?』
嶺「乗るっ!」
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