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―庭
黒「ちっ
ウルサイのが来てやがる」
『ウルサイ言うなって』
夕「え?」
準備を終え帰ろうと外を目指し歩く夕月、ルカ、黒刀、千紫郎、刹也、嶺司
黒刀と刹也の言葉にルカと喋っていた夕月はふと目線を声のする方へ向ける
夕「焔椎真くん!? 愁生くん 九十九くん 十瑚ちゃん
皆 来てくれたの!?」
夕月は4人がいる方へ駆け寄ると十瑚と九十九は夕月に抱きつく
『流石、としか言いようがないな』
誰にも聞こえないくらい小さな声でポツリと呟いた
嶺「刹也?
何か言った?」
『…何も言ってないよ』
黒「…おまえら なんかウザイぞ」
抱きついたりしているのに見かねたのか黒刀が突っ込む
九「あ、黒刀 千紫郎さんと、ルカ 刹也…それに嶺司」
十「やだ皆、ケガは大丈夫なの?
相手はカデンツァだったんでしょ…」
十瑚は心配そうに皆を見る
焔「俺はまたビビって布団の中で丸まってんのかと思ったぜ」
黒「誰かだ
カデンツァなんかにどうしてビビるんだ
次は必ずブチのめす」
焔「…フン 上出来だぜ
ちびザル」
黒「黙れ
サルはおまえだ
僕に偉そうにするな」
焔「んだとォ!?」
二人で言い合いをはじめる
愁「ところでその荷物は…?」
千紫郎と黒刀、嶺司の荷物を指差す愁生
夕「今日から一緒に黄昏館で暮らすんだって!」
千「皆、よろしく」
九「ホントに?
よかった 天白様から許可がもらえたんだね!」
十「またにぎやかになる~♪」
二人は喜び周りに華がまっている
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