北の里
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ある夜、月が綺麗なので若者は外に出て、道端のお地蔵様の横に腰掛け、夜空の月を眺め一服していた。 しばらくすると林の中から、二つの光が反射して、二つ四つ… と増えていく!? 若者は野犬なのか狼なのか分からない獣たちに囲まれていた。 若者に近づいて、今にも襲い掛かろうとしている。 若者は恐ろしさのあまり、固まり身動きできずにいた。
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