北の里

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それから、明里は翌日と言わず、毎日、喜吉のところで話すのが楽しくなっていく。 都のことなど… 明里にとっては何もかもが新鮮に聞こえてくる。 明里本人は気付かずに喜吉を好きになっていくのであった。 喜吉の小屋がギンの散歩の道筋となり、ギンもなついてしまう。 そんな二人を見ていた村人も、前ほど喜吉を嫌う者は少なくなっていく。
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