第一章~出会い~

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『初日だし少し早めに行こっ!』 バックを持ち、部屋を出る。 リビングのテーブルの上には 何冊もの新聞。 『お父さん読みっぱなしだし。』 お父さんは 一流大学を卒業して 一流企業に就職した(らしい)。 堅物ですっ! 「おはよう。咲ちゃん」 赤と白のチェックのエプロン。 お母さんである。 「おはよう!行って来ます!!」 「うん。行ってらっしゃい。」 優しくほほえむお母さん。 玄関に着くと、 今日から履いていく 靴の中に一枚の紙が入っていた。
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