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しかし、その時ものすごいスピードで①台の車が美恵に向かってやってきた❗
「きゃー‼‼‼」
車はクラクションを鳴らしながら去っていった。
「いったぁい。あーあ、制服がベタベタ…❗眼鏡がない」
必死に探す美恵の目の前にスラリとした男が立っていた。
「はい、眼鏡」
「………‼‼‼その声はプリンス❗」
「えっ?何か言った?」
「いえ何も(これは前と同じシチュエーションだ)」
「大丈夫かい?前にも転んでなかった?」
「あ、あ、はい(うわーどうしよう)」
運命の再会に美恵はオロオロしているしかなかった。
「君の名前何て言うの?」
と、突然プリンスが聞いた。
「えっ、あ、美恵です。伊藤美恵です」
「へー美恵ちゃんか。僕はガリーポッター。ガリーでいいよ」
「(ガリーさんか…よし❗デートに誘ってみよ🎵)あの、今度……よ、よかったら………ど………どこかに………」
「いいよ。1ヶ月後の⑧月⑳日にどう?」
「はい‼‼‼⑪時に長中の門の前でいいですよね?」
「いいよ。それじゃあ、気をつけて」
美恵はプリンスとの運命の再会を果たした。そして、長い夏休みが始まった…
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