―第④章―恋愛学校へ

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①ヶ月後のプリンスとのデートを約束した美恵だが、一体どうすればいいのかわからず慌てていた。 その時、《ピンポーン》とインターホンが鳴った。 「はーい」 と、出てみるとやってきたのは由紀だった。 「美恵ちゃん、明日からの部活なんだけど、体育館の修理で①ヶ月休みだって」 「うん、分かった。わざわざ、ありがと」 「じゃあね✋」 「じゃあね✋……………①ヶ月休みか……ん?なんだろ?」 美恵の目の前に①通の手紙が落ちていた。その手紙には〈伊藤美恵様〉と書いてあった。送り主のところには〈恋愛学校〉と書いてあった。 「恋愛学校?何それ?」 中を見るとこう記されていた。 『伊藤美恵様、あなたは恋愛学校の生徒に認定されました。明日、午前⑨時に長澤駅の£§(ヴィーナス)番線へ来てください。①ヶ月の恋愛講習を行います。長澤駅に案内人を送ります。』
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