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『---ちょ---待ったあ!』
青年はビクッとして俺を見た。
今だ!
俺は慌てて青年を、取り押さえた。
『---バカ---お前!
何やってんだよ!』
『---ツッ---離せよ!バカ!
止めんなよ!!』
『止めねーよ!
つーか死ぬなら、
俺の居ない場所で、やってくんねー?
後々面倒くせえ!』
『---あそ---じゃこっちで!』
青年が1mズレて、
身投げしようとしたから---
『---わあ---冗談だよ!お前!
早まるなっつーの!』
『---も---
ホッとけよ!
俺は死にてーんだよ!』
『ヤダよ!お前!
目の前で、
死のーとしてる奴、ホッとけるか!』
『---てか---関係ねーじゃん!』
『---あそ---関係あるなら、
いーんだ♪』
『---え---
あ、ちょっと---何すんだ!』
---俺は---
その青年に、
激しいキスをした。
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