愛のカタチ

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同じ大学でもあった事もあり、2人で登校し、一緒に帰った そして、バイトのしてる場所も一緒だった その時はまだ俺は何とも不思議に思わなかった けど、おかしく思ったのは違う学部の胡桃がいきなり俺の学部に入り、そしてバイトも同じ時間、そして、うける授業までも一緒になり、2人がいつも同じ時間を過ごす様になった だが、俺は何とも思わなかった ただ、こいつが俺とそんなに 居たいんだなと感じるくらいだった そして、一ヶ月前突然胡桃が言った <ねぇ、総舵君…外に出ないで… 私の…私の側に居て> そう言って俺は部屋に篭った <ねぇ、総舵君…どこにも行かないよね?…ねぇ…どこにも行かないよねぇ!?ねぇ!?> そう言って俺に首輪がついた これを受け入れる俺も俺だ お人好しでも何でもない。こいつがしたいと言うから受け入れる、ただそれだけだ 「ねぇ、総舵君…私…学校行ってくるね!」 「……行ってらっしゃい」 胡桃が学校に行く 俺部屋で1人、鎖にまた繋がれて部屋で過ごす 「はぁ…暇だ」 こんな生活が20日続いた あまりにも暇だ、何もする事がない ケータイは取り上げられ、昼のテレビもつまらない 「はぁ…寝よ…」 そしてまた、疲れてもないけど、浅い眠りについた
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