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第184下部部隊『リフト』
「よぉ、てめぇら死にたいのか?」
俺の名前は新崎薫。
今俺は夜の渋谷で黒服の男たちに囲まれている。
「半殺しで許してやんよ。」
激しい暴言が聞こえる。
ついでに言っておくが...
「後悔しやがれ。てめぇ等が淘汰される地位だってのは当然なんだからよ。」
現在進行形で発せられてる暴言は黒服の男でも俺のものでもない。
「おらっ!ゴラッ!俺が女だからってなめてんじゃねーぞぉー!!」
俺の隣で黒服の男をボコボコにしてる俺の親友もとい女、戸島遥嫁が発しているかわいらしい高い声の暴言である。
「なかなかしぶといじゃねぇかよぉーやるなぁ、でも無駄だ。」
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