決意の扉

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 とある小学校では高学年で小さな噂が流行っていた。  周りと違う雰囲気の子は教室でぽつんと座りノートに何かを描いている男の子がいた。  その男の子は絵を描いているのに夢中のようだった。  見てみると小学生でない絵だった。とても上手な和水絵だ。  その男の子の名前は夢道大地(ゆめみち たいち)である。小学五年生だ。  「大地、サッカーしようぜ!」大地に声をかけたのは性格が真逆の男の子友達だ。  名前は音山憐(ねやま れん)だ。  同じクラスであり、よく大地に声をかけている。憐にしては大地が放っておけないのだ。とても気を使っている」  「ありがとう、誘ってくれて、でも僕は絵描くから」と憐の誘いを断ってしまった。  憐は周りの友達と校庭へ行きサッカーをしに行ってしまった。  憐はサッカーをしながら楽しんでいるが大地の事が気になってしょうがないが周りからは冷たい感じに大地の事を見ている。  数時間後サッカーを終えた憐と数人は話ながら帰るがその数人のうち何人かが噂話が憐の耳に聴こえてくる。  近くの廃墟と化す建物の話だった。
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