0章 ここから始まる転生物語

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今、自分は神と対談もとい説教されております。 自分は好んで携帯小説をよく読んでいた。その中で好きだったのが男なら一度は夢見るファンタジー(中二病でしたね、ごめんなさい)だ。 その中でも、自分は転生ものが好きだった。だって、今までリアルで暮らしてきたのにいきなり二次元の世界にレッツゴーだぜ!!もう夢で胸がいっぱいだぜ!そんなわけで、とにかく転生に対して夢を抱きまくっていた。 ただ、いつも思うんだが、こんなうまく神がミスったり、近くに主人公君がいたりするのかね!いやいない!!だからいつも、転生する所でどうしても認められなくて泣いてしまった、親が引くくらいに……。 べっ…別に美少女が~美幼女が~なんて言ってないんだからね!本当なんだからね!(うん、キモイな。だが、これこそテンプレクオリティー) まぁ、そんなわけで普通に死んじまってしまったんだ。テストの重圧に耐えかねて。自殺ですねわかります。 で、そんなロクでもないやつが神様という偉大な空気キャラとお話しさせていただいているかというとな…。 神「君ってさ、いつまでも若いよね。そんな夢見る子供じゃあるまいし、もうち ょっと自殺理由にしっかりとした理由が欲しいんだよ。高校生にもなって、 『いつまでも、自分の才能が開花しなかった。だから点数が低くてその開花しなかったことが悔しくて死んだ』 ってふざけてるの?何、ほんと今頃の若い子は、努力も知らないゆとり世代なの?ねぇ? そりゃいくら頑張っても伸びない人はいるけど、実際、君の場合伸びしろあるからね。 宿題の時間削ってまで夢を追いかけなかったらそこそこいい点いってるからね。 だから、そんな子にはその夢の世界の現実を見てもらうことにするよ!そういや、君の夢はチート能力だったね!今すぐそのこと叶えてあげるよ!よかったね!」
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