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中口径の弾丸を使用、実用的な装弾数13、携帯可能な小型銃器としては比較的安価、さらに人を選ばない安定した威力と使い勝手を持つ種類のものだった。
このモデルには銃口の先端に付く鉄製の照準に加え、小型のサイトが装着されており、命中率の向上が計られている。
「サイトは外しているのか。そしてだいぶ使い込んでいるね。内部の摩耗が心配だな・・・ちょっと待ってて」
徹は駆け足でどこかに向かい、数分後工具と細かい部品を手にして戻ってきた。
「この部品は?」
「前に買っておいた予備。僕のと同じシリーズだから流用できるはずだ」
製造販売する企業によって様々だが、同じ系統の武器に用いられるパーツは同じ事が多い。
理由としては今回のようにパーツのみの流用が可能という点が挙げられる。
また一度買うと、その利便性から他の企業の商品を買う機会が減るのを狙っているとの話もある。
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