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「・・・問題なし。今度撃ってみるね。ありがとう!」 「気にしないで。困った時はお互い様だ」 その後片付けを済ませた少女はどこかに行ってしまった。 「・・・ん、あれは」 ふと徹は銀色の輝きを放つ、小さい指輪を見つけた。 手に取ってみると内側に文字が彫られていた。決して綺麗とはいえないが、はっきりとそこに刻まれていた。 「ラフィア・・・あの子の名前か」
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