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つーっと、首筋に伝わる温度。
ただ、熱い。
「依存して」
願っているような声で、
俺に何をさせたいのだろう。
一瞬、空気が揺らいだ。
途端、
がぶり
「くっっぁ、っ」
痛い。
わざと、抉るように
ぐりぐり、と噛む。
肌をなぞるように舌が動いた。
「っ、そ、らぁ」
やめてくれ。
お願いだから。
痛いのは嫌いだ。
「っは、えろい」
いや、感想とか要らないんで。
「っ本当っやめてっくだ…さい。」
痛い、痛い、痛いから!
「耳とか弱いかな?」
すっ、と動く音がして、
「…っ!!」
左耳を甘噛みされた。
「あれー?ピアスしてるじゃん♪悪い子だなー。ギャップ萌え。」
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