気紛れ

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勢いよく引っ張られ、 廊下に連れていかれた俺は、 巧の言葉を待っていた。 「ゆーちゃん、何処いく?」 「人が居なくて、静かで、面倒くさくないところ。」 呆れた顔をされた。 「限定するね~」 「じゃあ、ブラブラしよ。」 「了解。」 それから、数分後ちょうど良い 部屋を見つけて、駄弁っていた。 「ゆーちゃんに頼んだ図書の事どーなった?」 「委員長に借りができた。」 「まぁ、スイーツ一週間分だからね。我慢しなよ?」 「委員長はドSだよ?巧。」 巧は苦笑いを浮かべた。 瞬間だ。 ガラッ
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