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翌日の12時。
「ゆーちゃん。」
「ん?」
「食堂今日からだよ?」
「あー、スイーツ一週間分!」
忘れてるわけがないだろ。
俺の命だ。
「よしっ、そうとなれば巧に奢ってもらおう。」
「え、」
そうして食堂に向かった俺達だったが、食堂の中は悲惨だった。
生徒会が全員上のフロアに
居たのだ。
階段に親衛隊が押し押せてもう、押しくらまんじゅうみたいになっている。
「会長様ぁぁぁ!」
「副会長様ぁぁぁ!」
「会計様ぁぁぁ!」
「王道wktk」
「やらないか?」
「うっさい。」
鼓膜を二重にしたい。
巧は顔をしかめて呟いた。
激しく同意。
出来る限り生徒会よりも遠い席についたが、この五月蝿さは酷い。
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