残像賛美

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「だる。」 本当に馬鹿らしい。 マリモは未だに爽やか君に 抱きついていた。 俺はいそいそと食堂を出ようと、 出口に向かって歩く。 「なっまだ話は終わってないぞ?!人の話はちゃんと聞かないと駄目なんだぞ?!」 いやいや、流石に宇宙人は範囲外でしょうよ。 と、思う。 マリモは俺の手首を掴み、 ギシギシッと骨が軋むまで握った。 「なぁ、痛いからやめろ。マリモくん。」 あ、マリモでよかったのかな。 えーと、ま、いっか。と、 自己完結をしてマリモを見る。 もいいっそ殴ってしまった方が楽な気がしてきた。 その時、ーーーーーーーーーーー 「めんどーな事してるんだな。 ーーーーーーーーーー有篠。」
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