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俺がこう考えていても声に出すことはしない。反論したらしたで限りなくめんどくさいことになるからだ。
まぁいい隣になっても話さなければいいだけだ。
隣は居ないし俺も居ない。
そう思いそう思われよう。それが一番だ。
敵を作る異常な生活は求めていないのだよわたしは!
すると高橋は小さい子どものようにちょこちょこと俺の隣の席まで歩いてきた。
近くで見ると本当小さいな…身長150あるのだろうか。
まぁこれから俺以外と仲良くなって生きてくれ。
……………何故上から目線なのかは俺にもわからん。
すると高橋は席についた。
「俺前田って言うんだ!!よろしくね高橋さん!!!」
「あっぬげがけずりぃぞ!!」
「マジで可愛い!!」
「俺の嫁!!!」
その瞬間周りの席の奴らと、離れていても頑張って話しかけようとしている男子の声でいっぱいになった。
うるせぇこいつら。マジ餓鬼。帰れや。つか俺が帰りたいわ。
後最後のやつお前バカだろ。
「こらお前ら高橋を苛めるな~。
静かにしろ~。」
木村が止めようとしているがもう少しやる気を出せ。俺はうるさいのは嫌いなんだよ。
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